オープンソース図書館システム:Next‐L Enju 第10回開発ワークショップのご案内
Next-L Enju は共同開発体制を強化することにしました。その一環として、共同開発に興味のある開発者のためのワークショップを継続的に開催しています。図書館システム開発に関心のある方、図書館や図書館システムのことを知らない方でも大歓迎です。今までの開発ワークショップに一度も参加していなくても大丈夫です。ふるってご参加ください。
- 日時: 2012年12月1日(土) 10:30‐18:30
- 会場: 国立教育政策研究所 6階 第2特別会議室 (東京都千代田区霞が関3-2-2 中央合同庁舎7号館) (アクセス)
- 主催: Project Next‐L
- 協力: Code4Lib JAPAN (機材割引レンタル)
- 実行委員会:
- 委員長 田辺浩介
- 委員 江草由佳、岡本真、高久雅生、原田隆史
【プログラム】(仮)
- 10:00 〜 10:30 受付開始
- 10:30 〜 10:45 主旨説明「本ワークショップの開催にあたって」田辺浩介
- 10:45 〜 11:15 自己紹介「参加者全員による自己紹介」
- 11:15 〜 11:45 セッション1 セッション1 「Enjuの機能紹介」 田辺浩介
- 11:45 〜 13:00 昼食休憩
- 13:00 〜 14:30 セッション2 「クラウド環境でEnjuを動かしてみよう」(1) 田辺浩介
- 14:30 〜 15:00 休憩
- 15:00 〜 16:30 セッション3 「クラウド環境でEnjuを動かしてみよう」(2) 田辺浩介
- 16:30 〜 17:00 休憩
- 17:00 〜 18:20 セッション4 「質疑応答」
- 18:20 〜 18:30 クロージング(次次回の日程と場所の決定)
- 19:00 〜 懇親会(一般:4000円, 学生:2000 円)程度を予定
当日の資料
USTのURL
twitterのハッシュタグ
#nextl をお使いください
参加費
無料
参加対象
- Enju を開発/カスタマイズしてみたい方
- プログラミングの能力がある人(Rubyでなくても問題ありません)
- Web システムの仕組みがおおよそわかっている人
- Ruby, Ruby on Rails を自力習得する気概のある人
- 図書館のことがわからなくても大歓迎
ひろく開発に興味・関心のある方を参加対象としています。プログラミングができなくても、図書館システムの使い方、要求要件や運用について議論する方なども参加対象です。他にもマニュアルやドキュメントの整備に興味のある方など。これまで、図書館システムエンジニアはもちろんですが、図書館情報学を学ぶ大学生、FRBRに興味のある院生、図書館職員、プログラマ(図書館とは無関係)、システムエンジニア(図書館とは無関係)などさまざまな方が参加されております。
持参するもの
- 無線LAN対応のPC (詳細)(ない場合は、1000円でレンタル可能です(要事前予約))
- 本1,2冊(ISBNのあるもの)(忘れても大丈夫ですがあると楽しいですよ)
- (あれば)バーコードリーダー(なくても大丈夫ですがあると楽しいですよ)
参加申込:
- 参加申込は次のページからお願いします:http://bit.ly/enjuws010
- ※定員は15名です。当日参加も可能ですが、事前(2日前まで)の参加申込をお願いしております。
お問い合わせ先:
- 江草由佳 yuka@nier.go.jp
参考:
- 今までの開発ワークショップの記録
- Next‐L Enju デモサーバー: http://enju2.slis.keio.ac.jp/
- ソースコードダウンロード: https://github.com/nabeta/enju_leaf
- リーフレット (PDF)(3084) (片面:Next-Lの説明、片面:第1回ワークショップの開催案内)
Amazon EC2へのインストール
( https://github.com/nabeta/enju_leaf/wiki/Installing_on_Amazon_EC2 に改訂版を書きました。2013年1月19日追記)
1: $ sudo yum update 2: $ sudo yum install ruby19 ruby19-devel 3: $ sudo yum install java-1.6.0-openjdk ImageMagick memcached \ git gcc-c++ libxslt-devel curl-devel openssl-devel libyaml-devel \ readline-devel libffi-devel make nodejs zlib-devel redis 4: $ wget http://nodejs.org/dist/v0.8.15/node-v0.8.15-linux-x64.tar.gz 5: $ tar zxvf node-v0.8.15-linux-x64.tar.gz 6: $ sudo cp node-v0.8.15-linux-x64/bin/node /usr/local/bin/ 7: $ sudo yum install postgresql9-server postgresql9-devel 8: $ sudo service postgresql initdb 9: $ sudo /etc/init.d/postgresql start 10: $ sudo ln -s /usr/bin/ruby1.9 /usr/local/bin/ruby 11: $ git clone git://github.com/nabeta/enju_leaf.git 12: $ cd enju_leaf 13: $ sudo su postgres -c 'createuser ec2-user'
→ このエラーも無視してよし could not change directory to "/home/ec2-user/enju_leaf"
14: $ script/enju_setup pgsql 15: $ sudo gem1.9 install bundler
→このエラーは無視してよし:ERROR: RDoc documentation generator not installed: cannot load such file -- rdoc/rdoc
16: $ sudo yum install libicu-devel
Gemfileを編集します。
17: vi Gemfile
以下の行を最後の行に追加します。
gem 'bigdecimal'
config/database.ymlを編集します。
18: $ vi config/database.yml
(編集前)username: enju (編集後)username: ec2-user
インストールを続行します。
19: $ bundle update 20: $ sudo su postgres -c 'createdb enju_production'
→ このエラーも無視してよし could not change directory to "/home/ec2-user/enju_leaf"
21: $ rake db:migrate RAILS_ENV=production 22: $ rake sunspot:solr:start RAILS_ENV=production 23: $ rake secret
ここで出てきた結果を config/initializers/secret_token.rb に書き込みます。
24: $ vi config/initializers/secret_token.rb 25: $ rake db:seed RAILS_ENV=production 26: $ rake assets:precompile 27: $ sudo /etc/init.d/memcached start 28: $ rails s -e production
ファイアウォール設定を変更する:AWSコンソールから、Security Groupsを選択し、一覧から現在使っているもの( quick-start-1 など)を選択し、[Port Ranges:]欄に通したいポート番号(3000や80)を入力し、[Add Rules]をクリックして追加し、[Apply Changes]ボタンをクリックして適用する。現在使っているSecurity Groupは、Instanceの詳細表示画面に表示されているのでそちらを確認すること。
Herokuへのインストール
(https://github.com/nabeta/enju_leaf/wiki/Installing_on_Heroku に改訂版を書きました。2013年1月19日追記)
1. http://www.heroku.com へ行き、サインアップを行います。
$ git clone https://github.com/nabeta/enju_leaf.git $ cd enju_leaf $ ruby script/enju_setup pgsql $ heroku create
Amazon EC2の手順のうち、23, 24, 26を実行します。
config/application.rb の67行目を編集します。
# Enable the asset pipeline config.assets.enabled = false
Gemfileの40行目を編集します。
# gem 'charlock_holmes' コメントアウトする
$ bundle update $ git add . $ git commit -a
コミットログを書きます。
認証用鍵を作成し、登録しておく:
$ ssh-keygen $ heroku keys:add ~/.ssh/id_rsa.pub
$ git push heroku master
$ heroku run rake db:migrate
Solrをダウンロードします。http://lucene.apache.org/solr/ に移動します。
$ cd $ wget http://ftp.riken.jp/net/apache/lucene/solr/4.0.0/apache-solr-4.0.0.tgz $ tar zxvf apache-solr-4.0.0.tgz $ cd apache-solr-4.0.0/example
$ sudo yum install w3m $ w3m http://localhost:8983/solr/
Solrの設定ファイルを開きます。
$ cd $ cd enju_leaf $ vi config/sunspot.yml
(変更前)
production: solr: hostname: localhost port: 8983 log_level: WARNING
(変更後。hostnameをEC2のホスト名に変更する)
production: solr: hostname: ec2-175-41-223-176.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com port: 8983 log_level: WARNING
$ git commit -a $ git push heroku master $ heroku run rake db:seed
この状態で、herokuのアプリケーションのURLをWebブラウザで開きます。動作しない場合、以下のコマンドでログを開いてください。
$ heroku logs --tail