Project Next-L

東日本大震災で被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。

図書館の被災・救援情報を集約するプロジェクト saveMLAK が進んでいます。ご協力をお願いします。


Project Next-L は、図書館に関わる人々の自らの手で、新しい図書館管理システムを作りあげることを目指すプロジェクトです。詳しくは「プロジェクトについて」をごらんください。

開発中のシステムは、現在"Next-L Enju"として公開されています。

 最新のお知らせ

プロジェクトからのお知らせ
次回ワークショップ開催案内

過去のお知らせ

 Next-L Enju Leaf を公開しています

  • Next-L Enju Leaf は、図書館の業務機能や蔵書検索機能を提供するシステムです。2023年7月現在の最新版は Next-L Enju Leaf 1.4.2 です。
  • Next-L Enju Leaf のデモサーバーを公開しています。利用者の登録・書籍の登録・貸出処理・返却処理など、一通りの機能を試していただくことができます。「ログイン」のリンクをクリックして表示される、IDとパスワードでログインしてからお試しください。
  • VirtualBox用のNext-L Enju仮想マシンを,VMダウンロードページからダウンロードすることができます。
  • Next-L Enjuインストールマニュアル(VirtualBox編)・Next-L Enju初期設定マニュアル・Next-L Enju操作マニュアルを、マニュアル公開ページにて公開しています。
  • ソースコードは,GitHubで公開しています。

詳細はNext-L Enjuのページへ。

 いくつかの企業で,Next-L Enjuを用いた図書館システム導入の提案がなされています。

(株)ミライト情報システム
オープンソース図書館情報システムソリューション
(株)三菱総合研究所
地域情報発信拠点としての図書館を支える『新しい図書館システム』
(同)次世代図書館システム
次世代図書館管理システム Next-L Enjuの世界へようこそ!

その他の企業も含め,現時点でのEnju導入図書館と,取り扱い企業/機関の一覧はこちら

 Web-OPAC(蔵書検索システム)の評価手法を検討するワーキンググループを立ち上げます

「Project Next-L」とカーリルで、OPAC(蔵書検索システム)の評価手法を検討するワーキンググループを立ち上げます。このワーキンググループでは、図書館向け検索システムの評価手法について実践的な検討と可視化ツールの開発を進めます。

各図書館が提供しているWeb-OPACの品質は、図書館が作成した書誌データと検索システムの設計や実装に依存するため、客観的な評価が難しいのが現状です。また、ミドルウェアのアップデートにより、内部仕様が変更された結果、一部の書誌が検索できなくなるなどの運用障害もたびたび発生しています。

ワーキンググループでは、評価用の書誌データセットと、クエリおよび正解データを整備することにより、検索システムの「評価」と「テスト」の自動化に取り組みます。また、これまで感覚的だったシステム間での検索結果の違いを可視化することで、容易に比較できるようにします。

当面は、「Next-L Enju」とカーリルが開発する「COVID-19 : 学校図書館支援プログラム」向けの検索システムの検索結果を用いて評価ツールの設計を進める予定です。

長期的にはこれらのデータセットや評価ツールが、システム調達時の性能評価の指標として活用されることに期待しています。このプロジェクトは、オープンソースプロジェクトとして進められるため、誰でも開発に参加することができます。グループでのコミュニケーションは、Code4Lib JAPANのSlackチャンネル「#opac」にて進めます。このプロジェクトに興味があるシステム開発企業や図書館の方はぜひご参加ください。

2020年10月29日(水)

関連リンク

 Project Next-Lがオープンソース統合図書館システムで震災復興を支援

  • 宮城県 南三陸町図書館にクラウド上で稼働する環境を提供するとともに,書誌データ入力支援・運用支援もおこなっています。
  • 詳細については,プレスリリース 2011-11-04 (PDF)(6404)をご覧ください。

リンク

 プロジェクトに参加する

このプロジェクトには、図書館や情報管理システムに関心のある方をはじめ、どなたでも参加することができます。

 プロジェクトの活動成果

このプロジェクトの活動成果を公開しています。どなたでも利用することができます。



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