Next-L Enju Leaf 1.0.0.beta12 リリース - tanabe (2011年10月24日 03時02分38秒)

Next-L Enju Leaf 1.0.0.beta12をリリースしました。

VMware仮想マシン(Ubuntu Server 11.10)もあわせて公開しています。

主な変更点は以下のとおりです。

  • (機能追加)ある書誌に対する所蔵情報を、別の書誌に付け替えることができるようにした。たとえば、同じ資料が2冊あり、別々の書誌と所蔵情報になっている状態を、単一の書誌と複数の所蔵情報に変更することができるようになる。今まではいったん書誌と所蔵情報を削除しなければならなかった
  • (機能追加)シリーズ情報の詳細画面から、シリーズに含まれる書誌の絞り込み検索を行えるようにした
  • (変更)貸出/返却/予約・分類/件名管理・レファレンス管理・ブックマーク・購入依頼/発注・メッセージ・書誌統合・相互貸借・蔵書点検・催し物管理・お知らせ表示・検索ログ管理の各機能について、enju_leaf本体のリポジトリから削除し、それぞれ独立したリポジトリに登録するようにした。これは、図書館ごとに必要な機能だけを選んで利用できるようにするための準備になります
  • (変更)図書館ごとのプラグインの変更を行いやすくするために、次の各プラグインについて、enju_leaf本体のリポジトリから削除し、それぞれ独立したリポジトリに登録するようにした。enju_amazon, enju_barcode, enju_calil, enju_ndl, enju_nii, enju_oai, enju_scribd
  • (変更)Ruby on Rails 3.1.1にアップデート
  • (変更)jQuery Mobile 1.0 RC2にアップデート
  • (変更)Google Maps APIキーを取得していない状態でも、図書館の住所の更新時に緯度と経度をGoogle Mapsから取得するようにした
  • (変更)ISBNによるインポートに成功した場合、ISBN入力画面に戻るのではなく、インポートした資料の所蔵一覧画面に移動するようにした
  • (変更)ISBNでのインポートについて、すでに同一のISBNを持つ資料が登録されているとき、エラー画面ではなくその資料の所蔵一覧画面に遷移するようにした
  • (変更)存在しないページに対して404を返すためのcatch-all routeを使わないようにした。これは各機能のプラグイン化を行うための変更です
  • (変更)シリーズ情報の付け替えを行うための画面遷移を変更
  • (変更)HTMLに直接記述していたJavaScriptの一部を外部ファイルに移動
  • (修正)個別資料IDの重複がシリーズものに対して許可されていたのを、許可しないようにした
  • (修正)ISBNやTSVファイルによるインポートを行うときに、何らかの事情で書誌作成に失敗すると、書誌データにひも付かない所蔵データが作成されることがあるのを修正
  • (修正)貸出一覧のHTML表示で、ページ送りのリンクが表示されていなかったのを修正
  • (修正)ログイン中のユーザのパスワード変更フォームが表示されていなかったのを修正。@kunimiya さんの報告によって修正されました https://twitter.com/kunimiya/status/119347071462539264
  • (修正)資料に対して、同一の人物を著者と出版者の両方に同時に登録できなかったのを修正
  • (修正)LCCNの妥当性チェックが機能していなかったのを修正
  • (機能削除)検索ログ取得の際にDSBLを使用する機能を削除

編集ログイン 最終更新のRSS